学校日記

9/16 道徳授業地区公開講座を開催しました ~『ふつうって何だろう?』を考える~

公開日
2026/09/16
更新日
2026/09/16

できごと

令和8年9月16日(水)、京西小学校では東京都教育委員会が推進する道徳授業地区公開講座を開催いたしました。


1時間目は低学年、2時間目は高学年の公開授業として、全学級で道徳の授業を実施し、保護者の皆様や地域の皆様にご参観いただきました。多くの方に御来校いただき、誠にありがとうございました。


3時間目には、道徳教育に関連した講演会を行いました。講師としてお招きしたのは、公益社会法人東京青年会議所の斎藤様です。お仕事では、様々な事業に携わるなど、幅広く活躍されていらっしゃいます。その斉藤様はこれまで世界45か国を訪れた経験をおもちで、今回はその中からコロンビアでの体験についてお話しくださいました。講演のテーマは、


「ふつうって何だろう?」


です。


日本では、学校で学び、校舎や体育館があり、靴を履いて生活することが当たり前です。しかし、斉藤様から紹介していただいたコロンビアの原住民が暮らす地域では、自然そのものを大切にし、石や木、わらなど自然の材料を活用して家や道をつくり、裸足で生活する人も多いそうです。


そこで暮らす人々にとっては、それが「ふつう」の暮らしです。一方で、日本に住む私たちにとっては、とても新鮮で驚きのある生活に感じられます。


講演では、

•私たち日本人にとっての「ふつう」とは何か

•自分の家族にとっての「ふつう」とは何か

•コロンビアの人々にとっての「ふつう」とは何か

•もしコロンビアの人が日本に来たら、どのように感じるだろうか

といった問いについて、子供たちが自分の考えを発表しながら学びを深めました。


「大きな学校や体育館があることに驚くと思う」「みんなが靴を履いていることに驚くと思う」などの意見のほか、「日本の人のやさしさに驚くと思う」というユーモアのある意見も聞かれました。


子どもたちは、自分たちとは異なる文化や価値観に触れながら、「当たり前」と思っていることを見つめ直し、多様な考え方を受け入れることの大切さについて考えることができました。斉藤様は子供たちの目線に立ちながら問いかけを重ね、自ら考え、気付き、感じることができる講演をしてくださいました。


講演の最後には質問の時間が設けられましたが、子どもたちからはたくさんの手が挙がりました。話を聞いて疑問に思ったことや知りたいことを積極的に質問する姿が見られた一方で、発言の機会を待ったり、話し手の話にしっかり耳を傾けたりするなど、相手を思いやる姿も見られました。


6年生が学年のスローガンとして掲げているのが、


YSP


です。


•Y(やさしさ)

•S(節度)

•P(パワー)


今回の講演会では、子どもたちがすすんで考え、発言しながらも、相手を尊重して話を聞く姿が見られました。まさに6年生を中心に、この「やさしさ」「節度」「パワー」が感じられる時間となりました。


「聞いたことを誰かに話すことで学びはさらに深まる。」と言われています。ぜひ御家庭でも、お子様に「今日はどんな話を聞いたの?」「どんなことを感じたの?」と話題にしていただければ幸いです。


御参加いただいた保護者・地域の皆様、そして貴重なお話をしてくださった斉藤様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。