12/6 おしゃれな(後) 1年生
- 公開日
- 2024/12/06
- 更新日
- 2024/12/06
できごと
1年生の図工「おしゃれな?!からす」の制作風景の続きです。
前回、きれいに塗った画用紙を裏返します。当然そこは「真っ白」な面なのですが、そこに切り取りたい羽根の形を描き、ハサミで切っていきます。たくさんたくさん色を塗った裏の様子は分からないので、切ってみてどんな模様になっているかはお楽しみです。思いもしないきれいな模様、そして1枚として同じ模様がないたくさんの美しい羽根が生まれました。
そしてここが見られなくて残念だったんですが、からすの体の部分の黒いところ、ビシャっと飛び散ったようになっていますが、1年生に聞いたところによると、布含ませた黒(絵具?墨?)を画用紙に「えいっ」と叩きつけて生まれた形のようです。これも
「こんな形にしよう」
と思ってできる形ではなく、偶然が生み出した1つとして同じもののない奇跡の形です。
そこに、ペンで足を書き、かわいらしい目を付けて、できた羽根を貼り付けていきます。この貼り付け方もいろいろです。羽を広げて空を飛んでいるようなものもあれば、羽根を収めて休んでいるようなものもあります。
そして完成した「おしゃれな?!からす」、からすはもちろん孔雀もうらやみそうなおしゃれさです!先日お伝えしたとおり、現在一部の作品は正門横で展示中のため、その子の作品は、教室前にはカラーの写真に名札を付けて代わりに掲示されていました。正門横の作品には名札を付けていませんので、飾られていてお子さんのものが分からない場合は、教室前で御確認いただけます。または担任にお尋ねください。
前にどこかで書きましたが、図工に「失敗」はありません。全てがその子のすてきな表現だからです。といっても、「うまくいった」とか「うまくいかなかった」とか子どもは思うかもしれませんが、この作品はみんなが「うまくいった」と思える、そんな制作の過程が用意された、そういう意味でもすてきな作品だなあと思いました。