６年生を送る会、続いては４年生です。４年生との対決は、「長縄跳び」でした。これは６年生強そうです。始まるとやはり出だしから高速で次々に跳び、回数を重ねていきます。それがまた４年生のあせりを呼び、ミスを引き出します。６年生の力を見せつけ、この勝負は６年生の大勝利となりました。

６年生が勝ち越しほっとしたのも束の間、次は最強の刺客、５年生の登場です。５年生はクイズ対決を挑んできました。しかも、内容は６年生の得意な

「京西小学校の歴史」

だというのです。この５年生の強気・・・何か秘策が！？しかも、「この勝負に勝てないと卒業できません！」という爆弾発言も飛び出し、会場は騒然としました。（一番驚いたのは私です。「え！それは困る！」・笑）クイズはマルバツ形式で行われました。第１問「京西小学校ができたのは・・・」、第２問「京西小学校の児童数が最も多かったのは・・・」で６年生がまさかの連続不正解。６年生の卒業ピンチ！そして、第３問は２問不正解の６年生への救済措置として得点が何と「１億点」！ジャンピングポイント！逆点のチャンスです・・・が何と不正解！どうなる６年生！？ここで更に救済措置です。ラスト問題は、

１兆点！

がんばれ６年生！第４問「京西小学校の誕生日は１２月１１日である。」・・・６年生が全員「バツ！」と座る中、５年生の児童が一人「マル！」と立っています。さすが、分かってる！・・・結果はバツ！京西小学校の誕生日は１２月１０日です！最終的には、

１兆点　対　１億２点

６年生の勝利となりました。無事卒業です。５年生とのクイズ対決盛り上がりました。さすが京西小学校の次を担う５年生です。

こうして各学年の出し物とお祝いが終わり、続いては、引き継ぎ式で６年生が５年生へバトンを引き継ぎます。５・６年生の代表児童による力強い演技を交えながら、最後は感動的にバトンが６年生から５年生へと渡されました。会場からは割れんばかりの拍手が送られます。

そして６年生からのプレゼントです。すてきなリコーダーの二重奏でした。さらに、家庭科で作っていたぞうきんがプレゼントとして贈られました。

最後は、みんなで「京西さくら組」を歌って、手話って、心を１つにします。もうバッチリ覚えた１年生も堂々たる参加ぶりです。

みんなみんなみんなここに集まろう

いくつになっても集まろう

京西さくら組

この京西小学校が、６年生にとっても、ずっとふるさとでありますように。６年生ありがとう。

そして、再び３年生による花のアーチで６年生が退場します。音楽クラブの「京西さくら組」の演奏に合わせて、会場全体の手拍子が起こります。晴れやかな表情で退場していく６年生の姿が印象に残りました。

１年間、京西小学校のリーダーとして学校を支えてくれた６年生の姿は本当に立派なものでした。縦割り班のさくら組の活動、全校遠足、さくら組ぴかぴかタイム、休み時間・・・日常的に下級生たちを本当に温かく、優しく包み込むように関わってくれていた６年生。それがあるからこそ、今日の６年生を送る会で、送る側、送られる側双方の温かい雰囲気が生まれるのだと思いました。

卒業まであと２週間と少しです。最後まで楽しく、充実して過ごしてほしいと思います。そして、まだまだ関わるチャンスもあります。すてきな２週間にしていきましょう。