起振車訓練 5年
- 公開日
- 2021/01/22
- 更新日
- 2021/01/22
校長日記
1月22日(金)に5年生が起振車訓練を行いました。今回は、世田谷区に協力いただき、世田谷区が所有する「なまず号」で、震度7の揺れを疑似体験しました。震度7はどのような揺れかというと、「人は、立っていることができない。揺れに翻弄され動くことができない。飛ばされることもある。」「家屋の倒壊が30%以上、及び、山崩れ、地割れ、断層などを生じる」状態だそうです。考えるだけで恐ろしい揺れです。
子供たちは担当の方から、最初に揺れているときの自分の身の守り方を教わり、その後に地震体験をしました。起振車の中では、立った状態で揺れを待ちます。揺れ始めるとさっと机の下に潜って身を守りました。横から見ていると子供たちの体が横滑りしたり、浮いたりしていました。体験を終え、起振車から降りてきた子供たちは「思ったよりすごかった。」「本当になったら怖い。」と口々に言っていました。
地震はいつ起きるか分かりません。いざというときのために、自分を守る術を知ること、守り方を身に付けることはとても大切なことです。とてもいい学びになったと思います。しかし、一番良いのは学んだことを使わないで済むことだと思います。そう願っています。