５年生は、昨日、東京青年会議所世田谷区委員会の地区事業授業としてエニアグラム学会からゲストティーチャーをお招きした特別授業の２回目が行われました。

前回の授業

7/7/7　自分を知る　5年生

https://school.setagaya.ed.jp/kii/weblog/95368184?tm=20250707170113

前回の授業の後、いろいろな「タイプ」のことを意識しながら生活してみてほしい、と言われて１０日間、聞いてみると、「ーをしているときに自分がーのタイプだと思った。」と自分のことについて考えることがあったり、他にもいろいろなタイプの人がいるということについて意識する瞬間があったことなどを振り返っていました。

自分のタイプや傾向を知った上で、この日は、自分「強み」について考える時間でした。

まずは、たくさん例示された強みの中から当てはまるものに丸をしていきます。「強み」とは「心の中のいいところ」だそうです。子どもたちは結構さくさくと選んでたくさん丸をつけていてうれしかったです。自分にはこんな強みがある、と堂々と表明できるのはとてもすてきなことだと思います。友達と共有していきます。ここでも、積極的なやり取りがありました。しっかりと自己開示をできる関係を作ることができている、これもうれしく思いました。

最後に、自分の強みの中で１つを選んで書き、それをどう活かせるかを書きました。ここは少し悩む様子もありましたが、先ほど書いたものも参考に、それぞれが自分の強みとその活かし方を考えて書き、再度交流しました。交流をして、書き直している子もいました。友達の意見が参考になったのではないかなと思います。

今回はさらに自己について掘り下げて考えるきっかけになったと思います。高学年になり、思春期にも差し掛かる５年生にとって、今回の授業が何か今後の自己理解や他者理解を良い方向に向かわせるきっかけになってくれるとうれしいです。

さて、前回も最後に書きましたが、今回の授業は、東京青年会議所世田谷区委員会の地区事業として行っていただき、世田谷区教育委員会の目指す「非認知能力の育成」を目指す取組の一環で、本校が校内研究でも追究しているところです。今後も、中長期的な取組として実施していく予定です。御協力よろしくお願いします。