この日に向けて、2年生は準備を進めてきました。何度かお伝えしているおもちゃ作りの時間は、生活科の学習、そして国語の学習に向けてのシンプルに自分で楽しく作っているという感じで、まだそんなにこの交流に向けての意識を感じることはありませんでした。ただ、おもちゃができた後、交流に向けての準備を進めているときには、向かっている先が明らかに変わったのを感じました。説明を考えたり、看板を作ったりしている２年生は、ただおもちゃを作っていた楽しそうな様子とは違って、この後の交流に向けて明らかに気持ちが高揚しているのが分かりました。わくわく、どきどき・・・１年生として、何かをしてもらうことが多かった１年間を経て、２年生になり、下級生ができ、成長した自分・・・そこには、様々な気持ちが含まれていると思います。ただ、そこには単純に誰かを喜ばせたいという純粋な気持ちが大きいように感じました。

そしていよいよ交流の時間、元気よく１年生を迎えます。

「〇〇おもしろいよ！」

「いらっしゃい！」

元気な声が飛び交います。お祭り感♪

写真を見るだけでもその雰囲気が幾分か伝わると思いますが、優しいです。とにかく楽しませよう、喜ばせようという気持ちとともに、１年生に接する様子に優しさを感じました。物腰というか、眼差しというか、その立ち居振る舞い全てに優しさを感じられます。こういうところを見ると、２年生の成長を感じますし、この活動を通して成長していると言えるのかもしれません。

今回、もう一度交流の活用が予定されています。３学期には、別の内容での交流もあります。この機会が、２年生にとっての更なる成長の場になり、その次に続く1年生のあこがれや目標につながってくれるとうれしいです。