学校日記

7/16 犬の本はありますか& 4年生

公開日
2025/07/16
更新日
2025/07/16

できごと

各学級、夏休みの図書の貸出を行っています。通常の図書で、読み聞かせや本の返却の後、本を探して借りていました。夏休み前は、3冊本を借りることができます。


「犬の本はありますか。」


ザックリとした質問にも、司書さんが丁寧に対応してくださり、自分が借りたい本をしっかり見付けられていました。天井の風鈴の飾り付けが涼しげです(エアコンが効いているので物理的にも涼しいです)。


1学期、読書や学習で、たくさんの本に触れる機会がありました。夏休み中も普段よりも時間があるところを読書にも当ててほしいと思います。


さて、4年生の教室では、総合的な学習の時間の発表が行われていました。「食べ物」について調べてまとめていた4年生、それぞれ調べたことを発表します。本、模造紙、タブレット端末・・・まとめ方も様々だったので、発表の仕方もそれぞれでした。ある子は「いくら」について調べていました。発表では、ちょうどいくらクイズをやっていました。


1「いくらとすじこの違いは何でしょう。」

 →すじこは卵巣膜に包まれたままの状態、いくらは卵巣膜から取り出してバラバラにした状態」


これは結有名かもしれませんね。楽勝、楽勝!しかし、次の問題で一瞬固まりました。


2「いくらが生まれたのはどの国でしょう。」


「いくらが生まれた国!?えっ日本じゃないの!」


教室もざわつきましたが、手を挙げた子が、


「ロシア!」


と答えました。


「ロシア!?何となく、キャビアのイメージがあるけど・・・」


と思っていると、


「正解です。」


1つ勉強になりました。(ここからは「私調べ」です)いくらの語源はロシア語で、「魚卵」を意味する「ikra (икра)」だそうです。ロシアではサケの卵だけでなく、キャビアやタラコなど、魚の卵全般を「イクラ」と呼ぶそうです。日本では、大正時代にロシア式のサケの卵の食べ方が伝わって、保存の効く塩蔵品として製造されたものが「イクラ」と呼ばれるようになったのが始まりだそうです。・・・そういえば、用賀にそんな名前のロシア料理のお店があったっけ・・・。


発表は続いていました。身近な食べ物ですが、深く掘り下げるとおもしろい情報がたくさんあって、興味深かったです。この後は、どんな展開になるのでしょうか。2学期以降を楽しみにしておきましょう。