５年生の国語「どちらを選びますか。」では、対話の練習がテーマになっています。対立する２つの立場に分かれ、意見を述べ合って説得力のあったチームを判定します。いわゆる「ディベート」に近い内容ですが、それぞれのよいところや問題点を比べ、「説得力がある」方を選ぶので「対話」ということになっているようです。

ちょうど、「海派」と「山派」に分かれて意見を交換しているところでした。それぞれすすめる理由を考えて発表し、質疑応答を経て判定を受けます。対話と言いつつ結構熱くなる子どもたちです。それはそうです、自分の推す意見を通したいと思うのは当然です。ただこれはやはり対話、なので、結果はさておき、相手の意見の良いところを見付けることに主眼を置き、自分の意見を広げるくらいの感覚が大切でしょう。判定をした人もそれぞれの良さについて触れていました。

次に「大人」がいいか、「子ども」がいいか、で対話を始めていました。「子ども」派が「絶対子ども！」と熱くなっていましたが、大人も楽しいですよ♪・・・対話中なのでそれは言いませんでしたが・・・いつも子どもたちに大人になるのが楽しみになってほしいなと思っています。大人の楽しむ姿（真面目なやつです）、どんどん見せていけたらいいなと思います。