9/9 くり 2年生
- 公開日
- 2025/09/09
- 更新日
- 2025/09/09
できごと
+1
下げ・・・くり下げです。2年生の算数、先日は足し算の筆算の学習を紹介しましたが、今回は、引き算の筆算、しかも「くり下がり」のある筆算です。
129-53
129
ー 53
―――――
6
ここまではいいですね。さて、次の位に行くと、2~5が引けません。たまに都合よく解釈(?)して、5から2を引いてしまって3!なんてしてしまう場合がありますがダメです!1つ上の位から「1」借りてきて計算を続ける訳ですが、この「1」は「1」であって「1」ではないですね。百の位に「1」だから100です。それで言うと、前の2と5も、本当は20と50で、10がいくつあるかを表す形で2と5になっています。ということで、20から50は引けないけれど、お隣から100を借りてきて、合わせて120になれば、50を引いて70、計算上は(10が)12から(10が)5を引いて(10が)7!と計算上はなりますが、どういう意味があって「それができるのか」「それをやっていいのか」を理解しておくことで、次の学習にもつながります。
よくやり方だけ知っていて、意味を知らないという場合がありますが、そんな時は「どうしてそうやってもいいんですか。」と投げかけます。今日は、どこかの記事で「算数は国語」という話をしましたが、似たような言い方になりますが、「算数は計算ではない」と言えます。計算ができることが目的ではなく、その考え方や算数的、論理的な考え方を学ぶ学習です。まあこれは、大人や教える側が分かっていればいいことなわけですが、その大切さは子どもたちにもしっかりと伝えていきたいものです。
関係ないですがタイトルが「くり」なので
くり・・・栗・・・栗が食べたい。(という思いがタイトルにつながった可能性)。