２学期、５年生の社会科では「漁業」についての学習を行っています。漁業について、課題を決め、調べたり、共有したりしながら学習を進めています。

計画を立てていくときに、１学期の稲（農業）の学習のまとめのノートを見返している子がいました。農業と漁業ですから、きっと内容は関係ありません。内容ではなく「学び方」としての復習や視点を確認していたのだと思います。大したものだなあとその姿を見て感心してしまいました。ぎょぎょぎょ！

今日は、「サンマ」についてのニュースを題材に、話し合っていました。サンマ、今年は出だし好調という話もあります。最近、漁獲量がどんどん減り、2008年の約３４．３万トンをピークに減少、近年では２０２１年と２０２２年にそれぞれ約１．７万トンまで落ち込んだこともありました。ここ２年くらいは3～4万トン台に回復しているとのことで、ここ数年はサンマがあまり手に入らなかったり、手に入ってもほっそりとしていたり、と少し寂しい秋を迎えていましたが、今年はサンマを楽しめるかもしれません！（あー、おいしいサンマが食べたい！と思っているのは私だけではないはず。おいしいサンマ情報、お待ちしています。）

今回漁業について学ぶ５年生、ぜひニュースや新聞などでも、関連する内容にも興味をもっていってほしいと思います。こうやって学習の内容が広がるとともに、子どもたちの社会も広がっていくのを感じます。