9/12 スタッカート 4年生
- 公開日
- 2025/09/12
- 更新日
- 2025/09/13
できごと
+6
4年生の音楽の授業です。
初めに、「ゆかいに歩けば」を歌います。一度そのまま歌ってみます。前回も歌ったということで、うん、とてもいいです。そこで先生が楽譜を確認するように指示します。音符に「・」が付いているところがいくつかあります。出だしの部分です。これは「スタッカート」、一音一音を切り離して短く歌うことを示す記号です。
ゆ♪か♪い♪にい♪ あぁ♪る♪け♪ばあ♪
・ ・ ・ ・ ・
という感じで歌います。ずいぶん感じが変わりました。子どもたちもその変化に気が付きます。更に、その先の盛り上がるところには別の記号があります。
バルデリー p(ピアノ:弱く)
バルデラー・・・mp(メッゾ・ピアノ:少し弱く)
バルデロー・・・mf(メッゾ・フォルテ:少し強く)
バルデロ ホホホ ホホ・・・f(フォルテ:強く)
バルデリー・・・mp(メッゾ・ピアノ:少し弱く)
行こう ゆかいな旅・・・f(フォルテ:強く)
初めは弱く入り、少しずつ強く、そして最高潮に盛り上がった直後にまた弱く、そして最後はもう一度盛り上がって終わります。(さらに、「ホホホ ホホ」「ゆかいな旅」はスタッカート)
記号を忠実に表現すると初めに歌ったのとは全く違った歌になりました。子どもたちもうれしそうに歌っています。表現の変化を楽しんでいました。
続いて取り組んだ、リコーダー「陽気な船長」でも音楽記号に注意しながら表現することができていました。今回の歌「ゆかいに歩けば」とリコーダー「陽気な船長」は、それを意識できるように意図的に配置した教材でした。子どもたちも自分の成長を感じた1時間になったのではないかなと思います。
私なんかは、恥ずかしながら、小学生の時に音楽記号なんて全く分かっていなかった気が・・・いや、大人になっても・・・ただ「スタッカート」というのだけは、中学校の音楽の時間のはじめに毎回歌っていた「犬のおなか」という歌で深く記憶に刻まれています。
♪犬のおなかがハッハッハハハー 腹筋使ってハッハッハハハー
♪犬のまねして スタッカートの練習を始めましょう
♪ハッハッハー ハハハハハ・・・・
珍しいんでしょうかね・・・御存知の方いらっしゃったら一緒に歌いましょう。