学校日記

9/17 初めが肝心 4年生

公開日
2025/09/17
更新日
2025/09/17

できごと

4年生の図工「木はん画にちょう戦!」です。


この日は、彫刻刀を使う初めての授業ということで、安全に使えるように初めの安全指導をしていました。初めが肝心です。まずは彫刻刀を持つ前の準備です。版画をするときに、下に敷く板・・・新ためて考えると何という名前だっけ?と思って調べてみると「版画作業板」「版画作業台」「彫刻用工作台」などの名前が出てきて、「パレット」「リコーダー」のようなはっきりとした名前はないようでした。それはさておき、この版画作業版(仮)、安全に彫刻刀を使うために大切な機能がたくさんあります。例えば、しっかりと動かないように、机に引っ掛けるでっぱりがあったり、版画板を固定するために板を差し込む三角に切れた部分があったりします。一つ一つ確認していきました。


彫刻刀を扱うときには、基本的に軍手などを手に付けて行うのが最近のスタンダートです。持ち方も特に初めの方は両手で持つことが多くなり、前に置いた手を彫刻刀で切るということがほとんどなくなりました。慣れてきて細かい作業では片手でということもありますが、その場合にもとにかく刃の先に手を置かないという指導を徹底しています。彫刻刀は大きなけがにつながることがあるので、特に気を付けて安全の指導には力を入れて行っています。


さて、先日、板をきれいな青色(水色)に塗っている学級の活動を紹介しましたが、この学級ではオレンジ色に塗っていました。学級ごとに違うんですね。色が塗ってあると彫ったところが一目瞭然で見えます。初めから色が付いたものもありますが、学級ごとに分けるのもおもしろいです。まずは裏面で、基本的な彫り方の練習をして、表の色のついた面で作品を作っていくようです。また様子をお伝えしていきます。