学校日記

9/18 見積もり 4年生

公開日
2025/09/18
更新日
2025/09/18

できごと

4年生のわり算の筆算は、3ケタ÷2ケタの計算に入っていました。これまでは「わられる数」の大きいくらいから順にわっていけばよかったですし、わる数が1ケタなので、「九九」を使って考えていくことができましたが、


345÷21


こんな計算になりました。大きなやり方は変わりませんが九九は使えません。345を大きい位から見ていき、まずは「3」。3の中に21は入らないから、「34」で考えていきます。2つは入らないから、十の位に商「1」を立てる。次に・・・と計算を進めていきますが、数によっては難しいものも出てきます。例えば、


897÷19


なんてどうでしょう。89の中に19がいくつ入るか・・・すぐには分かりません。その時は、「だいたいいくつ」と考えて見積もりを立てます。この場合だと、

89→だいたい90

19→だいたい20

と見て、90の中に20は・・・「4こ入る」と仮に考えて計算を進めます。

19×4=76

89-76=13

13の中に19は入らないからOK!となります。見積りなので、いくつと見たかによっては、ピッタリいかないこともあります。引き算をしたときに、あまりが割る数を超えるようなら、商を直すことになります。



算数では、この「だいたいこれくらい」という感覚がとても大切です。いろいろな言い方がありますが、「見積もり」「概算」「おおよそ」「大体」「たぶん」・・・日常生活でも生きてくる感覚です。