１枚目の写真、６年生３学級の長縄跳び「８の字跳び」の全結果の表です。この結果から、

この後の大会で優勝する学級はどこか！

を予想していきます。何でどう比べるか考えていました。この日出てきたのは、

・クラスごとの平均

・最高記録

・最低記録

・７０回以上跳んだ回数

でした。それぞれ計算をしたり、表から読み取ったりして比べますが、どれも決め手となるほどの数値は示していません。数値をならす方法として知っている平均も、実はこの場面では、さほど意味のある数値はもたらしません。さて、ではどうやって比べていこうか・・・と今後さらに様々な視点から数値を出して比較をし、「優勝しそうな」学級を決めていきます。決めていきますといいましたが、その結果は見方によって変わります。様々な比較の方法を知る機会にしてほしいと思います。

もちろんこれは教科書に載っている「どこかの」６年１組、２組、３組のデータです・・・各学級「絶対１組だ！」「２組は負けない！」「３組が勝つに決まっている！」と何だか対抗意識を燃やしていて「どこが優勝したんですか！」と答えを知りたがっていましたが・・・どこが優勝したかは分かりません。それを決めるのは、みなさんのデータを使った分析の結果出てきた数値だからです！

昨年も結構紹介した単元ですが、やはりここはやるのも、紹介するのも楽しい単元ですね。