10/3 直角だらけ 2 年生
- 公開日
- 2025/10/03
- 更新日
- 2025/10/04
できごと
+6
図形の学習をしている2年生、紙を使って「直角」を作っていました。
形の整っていない何でもない紙も、辺をそろえながら2回折ると、あら不思議、「直角」ができ上がります。ビリっと手で破いて、縁がぐにゃぐにゃの紙でもOKです。その直角を持って教室の中の「直角さがし」が始まりました。手に持った直角を当ててみて、ぴったり重なるところは直角です。この時点では、直角=90度といったことはまだ入っていません。「これが直角という角度」、子どもたちの感覚では、「かっくんと曲がった角」「きれいに曲がっている」などそれぞれのイメージでとらえているものの、どういった角なのかは感覚的にはしっかり捉えている段階だと思います。とにかく「重なる=同じ角度」ということは、「〇度」と角度で測る前の段階では、大事な考え方です。
この直角さがし、妙に盛り上がるというか、子どもたちが夢中になって直角を探し出します(ちょうど2年前に2年生を担任していてこの時期に直角さがしをしたのを思い出しました)。
教室のすみ
黒板の端
掲示物の画用紙
教科書の角(かど)
・・・探していくと世の中には直角がたくさんあることに気が付きます。むしろ「直角だらけ」だと思うことでしょう。それはそうです。教科書の角が直角ではなかったらいやですよね。世の中から「直角」がなくなったら・・・大変なことになりますね。
ということで、直角って大事なんだな、というところまでは考えが至らないかもしれませんが、身の回りにはたくさんの直角があるということを身をもって知った2年生の算数の授業でした。