学校日記

10/9 リトマス紙 6年生

公開日
2025/10/09
更新日
2025/10/10

できごと

写真に写っている小さな紙は、リトマス紙、正確にはリトマス試験紙、英名litmus test paperです。・・・すみません、英名を書いたのは特に意味はありません。6年生の理科の実験です。水溶液の性質を調べています。


食塩水、炭酸水、水、塩酸、石灰水、アンモニア水


6つの水溶液が入った試験管があります。どれがどれかは分かりません。様々な方法で、どれがどの水溶液かを調べていきます。その方法の1つがリトマス試験紙を使った方法です。赤色のリトマス試験紙と青色のリトマス試験紙があります。それぞれの色の変化でその水溶液が、酸性か中性かアルカリ性かが分かります。色の変化は次のとおりです。


酸性:青色のリトマス試験紙が赤色に変わる。

アルカリ性:赤色のリトマス試験紙が青色に変わる。

中性:どちらのリトマス試験紙も色の変化なし。


これ、信号機に例えるなど、いろいろな覚え方がありますが、覚えやすさや自分の感覚に合っているものなど、ここに違うので、自分で覚えやすそうなものを見付けるといいと思います。


この水溶液を見分ける学習、結構これまでに理科で習ってきた知識を総動員していくので、これを考えられるのは6年生ならではだなあと思います。ちなみに、今回リトマス試験紙についていろいろと調べてみたのですが、その中で、


「・・・リトマス試験紙は小学6年生で習い・・・(中略)・・・小学校で習った好きな理科の用語ランキングの1位で・・・。


というデータがありました。リトマス試験紙おそるべし、です。「リトマス」・・・確かに、 何だかいい感じですね。私は断然「メスシリンダー」がいと思いますが・・・卒業前の6年生に聞いてみるとおもしろいかもしれません。


ちなみに、リトマス試験紙の原料はリトマスゴケという地衣類などから抽出したものを加工したものです。リトマスゴケは日本では採れないそうで、代用としてこのウメノキゴケという地衣類をしようしていたこともあるそうです。へえ。


ちなみにちなみに、リトマス試験紙は、今は通販などでも簡単に買うことができますが、昔はどこでも手に入るものではなく、薬局で買うことができるのを知って、姉と買いに行ったのを何となく覚えています・・・そう考えると、やはりリトマス試験紙の小学生人気は昔からすごかったということでしょうか。


リトマス試験紙についてこんなに考えたのは初めてです・・・リトマス!リトマス!6年生にリトマスブーム来るか!?来ないですね。