学校日記

11/5 もしもこの世に円がなかったら 3年生

公開日
2025/11/05
更新日
2025/11/05

できごと

もしも、世の中に「円」がなかったらどうしますか。実は、いろいろ困ります。


3年生が算数で、「円」の学習をしていました。その導入で、先日の運動会で1・2年生が行った「玉入れ」を使って考えていました。1・2年生の玉入れ、かごの下に円が描かれていて、その外側から投げるルールでした。もしもこれが「円」ではなく、「三角形」や「四角形」だったらどうでしょう。角のとんがった位置など、場所によって遠くなったり、近くなったりして不公平になります。円がないと困るのです!これはまさに円の定義に関係する大切なポイントです。


円とは何か。丸?そうですね。丸です。ただこれは結果として丸くなったということで、円とは何かというと、定義としては「平面上の定点から等距離にある点の集合」ということになります。


平面上の定点→玉入れのかご(中心)

等距離にある点の集合体→投げるライン(円、円周)

公平!平等!


まずは、玉入れを使って学習に入り、円の性質がよく分かったと思います。そして、これからコンパスを使った作図などの学習もあると思いますので、引き続き学習の様子が楽しみです。