黒板に「ほうき」がかかっている授業、あまり見かけませんね。それもこの日は３本！でもこれは必要なほうきでした。国語「言葉から連想を広げて」の学習をしている４年生です。

連想を広げ、ひとことの詩を作ろう

とあります。一言の詩・・・教科書に例として載っていたのは、「にんじん」を題材にした「にんじん」という題名の詩、一言です。

うさぎの赤いマイク

うさぎがにんじんを抱えて食べる様子から出た一言でしょう。こんな風にちょっとクイズみたいな詩づくりです。それには、まずその言葉から連想を広げていきます。

ほうきーまじょののりものー空を飛ぶーすばしっこい

とつながった線もあれば、

ほうきーガサガサーチクチクーはり

とつながった線もあり、「ほうき」を表現することばが広がっていきました。どんな詩ができたんでしょうね。そんなわけで、黒板のほうきが子どもたちの言葉やイメージを広げていくのに役に立っていました。かざりじゃないのよ、ほうきは（！？）

逆になってしまいましたが、前半の写真５枚は昨日紹介したのとは別の学級で時間をずらして「ごんぎつね」の学習が始まったところです。学習計画を立てていましたが、その過程で、教室に掲示してあるこれまでの学習の軌跡、その名も「物語のキーワードツリー」を振り返る場面が何度かありました。

「これまでの学習で、物語では、初めに何を確認しましたか。」

そんな風に先生が尋ねると、子どもたちの目が一斉にその掲示の方に向きます。４年生に限らず、他の学年でも学習の記録や重要なポイントが掲示されています。これはただの飾りではなく、実際に学習の中でも活用していくものなのです。かざりじゃないのよ、ツリーは（！？）

来週の月曜日に、世田谷区教育委員会の指導課等訪問があり、教育長、教育委員の方々、教育指導課の指導主事の皆様など、たくさんの方が学校にいらっしゃる予定です。３・４時間目と５時間目で全学級の授業を見ていただきます。５時間目の授業では、先日の研究授業（世田谷区立京西小学校 | 学校日記 | 11/5　校内研究授業　4年生）を実施した上で、更に改善をした同じ時間の「ごんぎつね」の授業を公開します。実は私自身もとても楽しみにしているところです。対象の学級のみ５時間授業となりますので、よろしくお願いします。