５年生の家庭科「ウォールポケット」づくりもいよいよ佳境です。基本の形ができ上がり、フェルトのような生地で飾りを付けているところでした。

アイロンで付けるタイプのものです。今回の学習では、作品本体の折り目をしっかり付けたり、仕上げにしわを伸ばしたりするのに、アイロンの使い方の学習もしていました。縫い付けなくてもよいので、あまり形の制限がなく、型紙を作って正確に切り取り、思い思いの飾りを付けていました。見ていると、土台の記事と飾りの色合いのセンスがいいなあと思い、感心します。ちょっとした色のチョイスがすばらしいのです。ちょっとうらやましくなってしまいます。絵画のような仕上がりの作品もありました。子どもたちのセンスに脱帽です。

こちらはお部屋で使うことになると思いますので、何より自分のお気に入りの柄で、かつ、できるだけシンプルに仕上げておいた方が、長く使えるかもしれません。この間の６年生の記事（世田谷区立京西小学校 | 学校日記 | 10/30　背負う　6年生）でも触れました。先日ある子と「習字道具」「裁縫道具」の話になりました。最近の道具は進化してコンパクトになっていることや、中学校でも使うことを想定して買う必要があることなどを熱く語り合いました。ただその時に先のこと、先の先のことまで考えるのは、特に成長のスピードが早く、幅のある小学生には難しいです。そう考えると、それはそれでその時を懐かしく思い出すことができるということで、まずはその時の自分の気持ちに従うのがいいのかもしれません。結論のない話ですみません。