「虫眼鏡ですか？」

「いいえ・・・」

「（ハッとして）・・・鏡ですか？」

「・・・はい」

キマした！理科を学習中の３年生が廊下に並んだので聞いてみました。冒頭の会話はその時のものを、ドラマティックに多少の脚色を加えて再現したものです（こんな緊張感はありませんでした）。先日、運よく虫眼鏡で「光を集める」実験をする３年生の学習に出会えた私、虫眼鏡とセットでもう１つ行われる「鏡」で「光を反射する」実験の様子が見たかったのです。

屋上へ行くということでしたので、他の教室を見た後、少ししてから行ってみました。太陽の位置が高いです。お昼頃だと思います。どちら側から光を反射すればよいかなど、方法を確認してから実験が始まりました。

ダンボールの日の当たっているところの温度、影になっているところの温度を測り、その後そこに鏡１枚で光を反射させた温度、同じく２枚、３枚と増やしたときの温度を測っていきます。昔は、触った感じで比べていたような気がしましたが、最近はデジタルの温度計で割と正確に測ることができるため温度を測っているのかなと思いました。

窓際の友達の下敷きの反射光がチラチラ目に当たってまぶしいという経験はありませんか。太陽は直接はもちろん、鏡で反射したものも見ないように注意が必要です。実験は、それも気を付けながら行っているのがよく分かりました。日常生活でも気を付けていってほしいです。