【実況後記】粉からうどんを作るということ
- 公開日
- 2026/10/04
- 更新日
- 2026/10/04
できごと
昨日、「このゆびとまれ」の皆様の御協力のもと、希望した子どもたちや御同伴いただいた保護者の皆様と一緒に「うどん作り体験」を行いました。
うどん作り、「食べ物を作る楽しい体験」でしたね!
さらに、改めて振り返ってみると、この体験にはたくさんの学びが詰まっていたように思います。
今の子どもたちは、便利な時代の中で生活しています。
ボタンを押せば情報が手に入り、必要な物はすぐに届きます。自動化された製品やサービスに囲まれ、完成したものに触れる機会は増えました。
一方で、「何かを最初から作る」という経験は、以前より少なくなっているのかもしれません。
今回のうどん作りでは、小麦粉に水を加え、こねて、踏んで、のばして、切るという工程を体験しました。
思ったようにまとまらなかったり、太さがそろわなかったり、形が曲がったり。
けれども、それが面白いところです。
自然の素材を相手にする活動には、必ず少しの「思いどおりにならなさ」があります。
実は、そうした体験こそが子どもたちの成長につながるのではないかと感じています。
文部科学省も、自然体験や生活体験、地域での活動などの豊かな体験が、自己肯定感や社会性、人と関わる力を育てることにつながると言っています。
また、子どもの頃の自然体験や生活体験が豊富な人ほど、大人になってからの人間関係能力や意欲にもよい影響が見られることが言わています。
今回、特にすてきだったのは、地域の皆様、保護者の皆様、そして子どもたちが一緒になって活動できたことです。
子どもたちにとって、学校の先生や保護者だけではなく、地域の様々な大人と関わる経験はとても貴重です。
「こうやるんだよ。」
「上手だね。」
そんな何気ないやり取りの中にも、多くの学びがあります。
学校は学ぶ場所ですが、学びは教室の中だけで生まれるものではありません。
人と人とのつながりの中で生まれる学び。
手を動かし、体を動かし、五感を使う学び。
そんな体験を、これからも地域の皆様とともに大切にしていきたいと思います。
子どもたちが将来、昨日作ったうどんの味を覚えているかどうかは分かりません。
けれども、
「みんなで力を合わせて作ったこと」
「思ったどおりにならなかったけれど楽しかったこと」
「地域の人と一緒に過ごしたこと」
そんな経験は、きっと心のどこかに残っていくのではないでしょうか。
これからも京西小学校は、地域の皆様とともに、子どもたちを豊かにを育んでいきたいと思います。