学校日記

10/22 校内研究 非認知能力の育成を目指して

公開日
2026/10/22
更新日
2026/10/23

できごと

子どもたちの成長につながる授業づくりを学び合いました


本校は世田谷区の研究指定校として、「非認知能力の育成」をテーマに校内研究を進めています。


今回は図画工作科と家庭科を中心とした実践発表を行いました。それぞれの教科でどのような授業を構想し、どのような意図をもって指導し、子どもたちがどのように学び成長したのかを共有しました。


今年度の研究では、「言葉の力」を大切にしています。


図画工作科では、作品を見て感じたことや良さを言葉で表現する活動を積み重ねています。「この作品のよさをどのように伝えればよいだろう」「この表現を言葉にすると何と言うだろう」と考えることで、作品をより深く味わうことにつながります。


その取組の一つとして、美術鑑賞教室の事前授業として、世田谷美術館の学芸員の方をお招きし、鑑賞の仕方について学びました。離れたところから全体を眺める「鳥の目」、近づいて細かく見る「虫の目」など、多様な見方を通して作品を味わい、それを言葉で表現する経験を重ねています。


家庭科でも、話し合い活動を通して学びを深める実践が紹介されました。例えば、「家庭ではどのようなことにお金を使っているだろう。」という問いについて考える学習では、食費や衣服など目に見えるものだけでなく、通信費や光熱費など様々な意見が出されました。


研究の当初は、自分の考えを話すことはできても、相手の話を受け止めながら聞くことに課題が見られました。そこで、高学年の学級で大切にしている聞き方の合言葉「うめライス(うなずく・目を見る・ラストまで聞く など)」を家庭科室にも掲示し、どの教室でも共通して学べる環境づくりを進めてきました。


今回の研究会では、東京都教職員研修センター指導主事の先生にもご指導いただきました。この先生は本校に勤務されていた経験もあり、現在は東京都全体の教育の充実に向けて御活躍されています。


ご講話では、非認知能力の育成が現在の学習指導要領や今後の教育の方向性とも深く関わっていること、そして何よりも大切なのは、授業を通して子ども一たち人一人が確実に成長し、変容ていくことであるというお話をいただきました。


子どもたちが主体的に学び、友達との対話を通して考えを深めていく。そのような学びが日常的に行われる学校を目指して、教職員もまた学び続けていきたいと思います。