9/27 校内研究授業(後)要約と要旨
- 公開日
- 2024/09/27
- 更新日
- 2024/10/01
できごと
研究授業後に行う研究協議会の様子です。
研究協議会では、まず授業についての協議を行います。ここではロイロノートを活用して「付箋」で「良かった点」や「課題点」について意見を集約し、話し合います。その後、講師の先生から授業・研究についてのご指導をいただきます。
今回ご指導いただいた中で最も印象に残ったキーワードは、「要約」と「要旨」でした。この2つの違い、お分かりになりますか。
要約は、文章全体の内容を短くまとめることを指し、元の文章の構造や論理は保ちながら、重要なポイントを抜き出して簡潔に表現することを言います。。一方、要旨は、文章の中で筆者が最も伝えたい主要なポイントを短くまとめたものです。要約と違うのは、段落の順番や詳細な内容にこだわらず、筆者の主張や結論を簡潔に表現するということです。学習内容で言えば、要約が3・4年生、要旨というと5・6年生が学習する内容です。
今回の4年生の授業で取り組んだのは「要約」でしたが、子どもたちが書いた要約は、筆者の思いを受けてそれを表現しようとする「要旨」に踏み込んだものでした。これはいい意味で一歩進んだ内容に取り組めていたと言えます。講師の先生からのご指導で、その部分の良さが分かるとともに、曖昧であったその線引き、発達段階の違いがはっきりとして教員も学びの多い協議会になりました。奇しくも、同日に子どもたちの「学習の中での語彙」について触れましたが、
9/27 武器
https://school.setagaya.ed.jp/swas/index.php?id=kii&frame=weblog&type=1&column_id=804586&category_id=46
我々教員も常に教科の中の語彙、そして専門性を高める努力をし続けなければならないと改めて感じました。
いつもどおりにがんばるすてきな学習の姿を見せてくれた4年生に感謝です。
「ようやく」終わった研究授業
「ようし」来週からもがんばるぞ!