10/17 2→3 3年生
- 公開日
- 2024/10/17
- 更新日
- 2024/10/17
できごと
3年生の算数です。
2けた×1けたのかけ算の筆算を習得した3年生は次なる問題へ。
1mのねだんが312円のリボンを3m買います。代金はいくらですか。
という問題です。式を立てます。
312×3
さてどうやって計算しましょう。2けた×1けたの筆算ができたから同じように、3けた×1けたの筆算ができるかは分かりません。ということで、まずは計算の仕方を考えていました。
312ー300
ー 10
ー 2
と分けて、それぞれの3をかけると
300×3=900
10×3=30
2×3=6
900+30+6=936 答え、936円
となります。すばらしい!
ちょっと違う意見、と言って次の子が発表しました。
312ー300
ー 12
と12は分けずに計算するようです。
「12×3は筆算でできるから・・・」
既習事項とそうではないところの内容を確実に理解できています。これもすばらしかったです。そうして、筆算でも計算ができるか確認していきます。2けた×1けたのときのようにやっていくと・・・ここでこの計算をしていて・・・というように位ごとに計算した部分と重ね合わせて間違いないことを確かめていました。これで3けた×1けたの筆算も既習事項になりました。
算数では新しいことを学習するときに、これまでに学習した内容で何とか解いていけるか試していきます。そして、新しいやり方を身に付けたときも、なぜそうしてよいのかを確認します。やり方を覚えるだけでは意味がないのです。
何を知っていて、何を知らないのか・・・これをはっきりさせるのは意外に難しいことですが、とても大切なことなのです。