学校日記

10/18 天までとどけ・・・ 1 年生

公開日
2024/10/18
更新日
2024/10/18

できごと

初めに、昨日の記事で1年生の国語「くじらぐも」の作者である中川李枝子さんについて触れたところでしたが、昨日の午後に中川李枝子さんの訃報がニュースで流れ、10月14日に89歳でお亡くなりになったことが分かりました。大変ショックです・・・ご冥福をお祈りいたします。

さて、くじらぐもに乗ろうとする場面で「天までとどけ、一、二、三。」という会話文が3回出てきます。そして、それに対して、くじらぐもが言う「もっとたかく。もっとたかく。」と促す会話文も間に2回挟まります。

「天までとどけ、一、二、三。」

(跳ぶ)

「もっとたかく。もっとたかく。」

「天までとどけ、一、二、三。」

(跳ぶ)

「もっとたかく。もっとたかく。」

「天までとどけ、一、二、三。」

(跳ぶ)

という流れです。

この日の授業では、この会話文の読み方について考えていました。初め子どもたちは「同じ読み方」と言っていましたが、ここに考えたことをグループで話し合い、動作化することで、「もっともっと」という気持ちで段々大きな声になっている、と気が付きました。くじらぐもの声もです。

初めに黒板に張った

「天までとどけ、一、二、三。」の3枚の紙も、先生が動かして、

(黒板左) 上 → 真ん中 ← 下 (黒板右)

と貼り直され、声が大きくなっていく様子が表されました。「もっとたかく。もっとたかく。」も、左に行くと上に貼られ、声が大きくなる様子が表されます。分かりやすい。読み取りを音読に生かしていきます。



中川李枝子さんのところまで子どもたちの声が届きますように・・・

「天までとどけ、一、二、三!」