学校日記

11/1 ナイスセンス! 5年生

公開日
2024/11/01
更新日
2024/11/01

できごと

5年生は、分数の学習をしています。この日は「約分」の学習でした。前の時間までに学習した、「分母と分子に同じ数をかけても、割っても分数の大きさは変わらない。」ということを生かして、

12
——
18

を一番分母・分子が小さい分数にします。やり方が分かれました。

一、2で割る。もう少し割れそう・・・3で割る。

二、3で割る。もう少し割れそう・・・2で割る。

三、6で割る。

どれも最後は、2/3になっています。それぞれ黒板でやり方を説明しました。一と二は割れるものから割っていって、割れなくなるまで割る考え方、三は、割れる最大の数で割って1回で終わらせる方法です。どのやり方がいいと思いますか。

・・・結果としては、「どちらでもよい。」です。三は「割れる最大の数」=「(12と18の)最大公約数」で割ったため1回で終わりました。ただ最大公約数が見付けにくい大きな数字の場合もありますし、最大公約数と思ったものが違っていて一番小さい分母・分子にできないということもあります。結果として、「やりやすい方でいい。」というのが正解です。ただし、「もうこれ以上割れないところまで割って小さくすること。」条件はこれだけです。どの順番で割っても必ずゴールは同じになります。一気に行きたい人は、がんばって(かつ正しく)最大公約数を見付けて割る、慎重派は共通で割れる数(約数)を見付けながらこれ以上割れないところまで割る。

算数って、複数のやり方がある中で「この方法が一番良い。」というやり方があることが多いですが、今回は「as you like」ということで♪


1つ大発見!?をした子がいて、「18−12=6だから6で割る。」という方法を見付けたことを私に教えてくれました。「どんな場合でもそのことが言えるか確認してみてごらん。」とアドバイスして、結局は今回たまたま数字の関係でそうなっていただけだと分かりました。結果的には違いましたが、数字を見てそのことを閃いたのだと思うとナイスセンス!だと思いました。落ち込むことはありません。すてきなセンスもってます!

すてきなセンスと言えば、団扇(うちわ)の絵が描いてある扇子使ってます・・・ナイスセンス!?