５年生の道徳です。同じ時間に４つの学級で道徳の授業が行われています。これは４つの学級を担任４人が回っていくためです。

「道案内」

「夢を実現するためには」

「わたしは飼育委員」

「流行おくれ」

それぞれ違う教材で、違う価値観について考えています。どの教材も、５年生という年代に起こりそうな状況のお話やちょうど考えるであろうという内容でした。例えば、「わたしは飼育委員」というお話では、給食委員になりたかったが、くじ引きで飼育委員会になった加菜の様々な葛藤や起こる出来事を通して、「自分の役割を果たすこと」について考えを深めていきます。ちょうど委員会活動が始まってがんばって活動に参加している５年生にとっては重なってくることもあるでしょう。

５年生くらいになると様々な経験をもっており、また成長の段階で友達との関係などでも悩みの多い時期でもあります。道徳の時間に様々な話の登場人物や出来事などを通していろいろな価値観について考え、最終的には自分の経験等と照らし合わせ、道徳的価値観を高める機会にしてもらいたいと思います。即効性のあるものではありませんが、その子の価値観自体について考え深めていく機会になりますので、大切にしてほしい時間です。