長さの学習をしている３年生、巻き尺を使って測った教室の横幅の長さの結果について話し合っていました。

どうやら結果が同じにならなかったようです。どうして結果に違いがあるのでしょうか。教室が伸びたり縮んだりしている？

この結果の違いは、測る際の誤差や測り方の違いで出てくるものです。意見を出していきます。

・巻き尺がたるんでいたのではないか。

・斜めに測ったのと真っすぐ測ったのでは長さが違う。

・端に合わせる「０」の位置がずれていたのではないか。

たくさんの意見が出されていましたが、どれも正しく巻き尺を使うためのポイントにつながっているなと思います。そのあたりの点を１つずつ確認しながら、巻き尺の正しい使い方、測り方を改めて押さえていました。「０」の位置などは、巻き尺の端にあるのではなく、目盛りをしっかり見ないと分かりませんから、特に注意したい点ですね。

こう使います、と初めに指導はしますが、なかなか徹底はできないものです。こうやって実際の計測の結果から考えていくと、自然と正しい使い方につながっていきますね。