学校日記

6/25 街角 6年生

公開日
2025/06/25
更新日
2025/06/25

できごと

6年生の書写、毛筆「街角」です。


まずは、「街」。3つの部分のバランスが難しそうです。左右、上下に絶妙にずらされた位置関係をお手本でよく確認しながら書いています。「ぎょうにんべん」の払い、鉛筆で書いていると平行にしてしまいがちですが、2つが微妙にずれていて、長さも違います。ここもあえて少しずらすようにすることで逆にバランスが整います。書写って難しいですね。「角」も単純そうで、上の「ク」の大きさや角度など、バランスよく書くにはしっかりとお手本を見なくてはいけません。


書写は、お手本をよく見て、まずは「お手本どおり」を目指します。筆遣い、位置関係、強弱など、まずはしっかりと基本となるお手本に忠実に再現すること、それができてこそ、そこから崩していったり、発展させていったり、独自のものを生み出したりすることもできるでしょう。ピカソの絵と同じですね。書写は、「基本が大事!」を教えてくれる機会にもなっているかもしれません。


新聞で服が汚れないようにすてきな上着を作っている子がいました・・・。図工や書写などで洋服を汚して帰ることもあるかもしれません。「よごれてもよい服で」とよく学校はお願いすることがありますが、「そんな服はない!」とも思います。とはいえ、「服が汚れます」と宣言するのも・・・それ以外の表現がない、というのが現状かなと思います。「この日は、汚したくない服は着てこないようにしてください。」と解釈していただくのが正解かもしれません。・・・何か、適切な表現を探しています。



ところで、改めて考えると、あまり日常で「街角」という言葉を聞く機会がありませんね。子どもたちは「街角」を知っていたのか・・・本などには出てくるかもしれませんが・・・今度聞いてみます。