算数で表とグラフの学習をしている３年生、先日は３つの表を一つの表にまとめる学習をしていました。

けがの原因を表した表のようです。１年生、２年生、３年生それぞれの結果の表があり、これを1つの表にまとめます。これまでは、項目ごとに横の数字を見て読み取ればよかったのですが、統合した表では縦（けがの種類）と横（学年）の項目を見ながら、数字を探します。〇年生の「転ぶ」（原因）は〇人、といった感じです。初めは複雑に、難しくなったように感じたようですが、横に並んだ数字を比べたり、学年ごと、原因ごとの合計で学校全体の傾向が分かるなど、これまで別々で比べていたものが、まとめて比較できることが分かり、便利さを感じたようです。

横の項目次第で、より複雑なデータの整理や整理した資料を表やグラフを使って分かりやすく表現したり、読み取ったりする力が養われます。これからいろいろなパターンで表やグラフを作成する練習や問題に取り組み習熟を図ります。ある程度覚えたら、他の教科のまとめで活用したり、係など別の場面でも活用していくと、身に付きやすいです。

算数では、学年に応じて同じ内容もより複雑になったり新しい内容を含んだりして再登場してきます。発達段階により、学年が上がるごとに、段々複雑な処理も可能になってくるんですね。特に２年生から３年生になり、ぐんと内容も難しくなってくると思います。つまづきやすいところですので、学校でも個別に状況を確認しながら丁寧にみていきます。御家庭での学習の様子を御覧になり、気になることがあれば、いつでも御相談ください。