６年生は、ゲストティーチャーをお招きして授業を行っていました。今回の先生は世田谷美術館の学芸員、ボランティアの皆様です。

総合的な学習の時間の学習で、３学期に行われる予定のワンダーランド展覧会を「誰もが楽しめる展覧会にしよう」「自分たちの手で作り上げよう」と動き始めたところだったのです。それで、自分たちで様々な企画を考え始めたものの、そもそも、展覧会ってどうやって作るのか、誰もが楽しめる工夫ってなんだろう、という疑問が浮かび、その道のプロである世田谷美術館の皆さんに御協力をお願いすることになったのです。

授業では、「美術館が何のためにあるのか、誰のためにあるのか」「人類と美術の関係」「美術館の仕事」などのお話を伺い、ワークショップとして個々に「展覧会の企画」を行いました。企画は実現可能かどうかではなく、自分の思いを表現することを楽しむようにアドバイスがあり、様々な案が出されていました。自然や動物、趣味の世界、環境問題、写真・・・アイデアが広がっていました。

６年生は、今回の授業を活かし、改めて、ワンダーランド展覧会を「誰もが楽しめる展覧会」「自分たちの手で作り上げる展覧会」にするために活動していくということです。今後長期に渡ってお伝えしていく内容になると思いますので、注目していてください。