４年生の国語の授業、物語文「スワンレイクのほとりで」に取り組んでいました。

この日は、物語全体を大きく捉え、大まかな設定や流れを確認していきます。大まかなといっても、４年生くらいの物語文だとなかなか長いので、大変です。こちらでもよくお伝えしている全文シートを使って全体を捉えやすくしていました。「現在」→「過去」→「現在」という流れになっていることを確認してから、それぞれで音読をした後は、個々の作業です。限られた時間で、長い物語をざっくりと捉えていくということで、なかなかの作業量ですが、みんな集中して取り組み、一心不乱に読んで、書いていました。ものすごい集中力を感じました。

その後は、グループで共有します。ここで聞いた友達の意見で、自分のワークシートに書き加えたりしてより完成に近づきました。最後に学級全体でも確認してまとめていきます。ここで最後の修正・追加です。赤で書き入れて、区別していきます。他の学年でもよく紹介していますが、やはりここまでの学習の成果が掲示で示されていて、この時間の中でも既習の技として確認することがありました。ただ言葉で言うだけではなく、こうしたものがあることで、子どもたちも既習の内容をより意識して学習に取り組める大事なアイテムになっています。

内容がぎゅっと詰まった１時間でしたが、子どもたちの集中して取り組む姿が印象的でした。