６年生の運動会表現種目では、組体操の要素が入った演技になっています。

昨今、組体操での大きなけがの問題があり、最近はかつてのような内容では行っていない組体操、今回６年生が取り組むのも、ダンスなどの要素も入れつつで、高さの出るような技ではなく、数人、数十人で協力して作る平面の技が中心となっています。その中で唯一少しだけ高さの出るポップアップピラミッドがあります。この日は、その練習の前段階の練習をしていました。昔行っていたピラミッドとは違い、つぶれたように折りたたんだ状態からパッと開くポップアップピラミッドは一番上の児童が二段目に乗るくらいで、その他の児童は全員地面に足が着き、そこまで体重はかからないようになっていますが、この技を入れる場合には、事前に教育委員会の行う研修に参加し、練習計画を提出して綿密に練習を進めていく必要があり、安全に行うための指導を徹底して行います。この日は足首をしっかり寝かせた状態にすることや持ち上げる時の顔や首の位置などの確認をしていました。来週には、区の指導主事が練習の様子を参観に来る時間もあります。けがのないように進めていきたいと思います。

その他、花のように開く技、波、扇など、いくつかの技の練習の様子を見ることができました。安全の指導については教員が責任をもって進めていきますが、その他の技については、実行委員の児童がみんなを引っ張って進めています。まだ私にも全体像は見えていませんが、協力して進めてきているのを見ているので、より楽しみになってきました。本番には、すてきな最高学年の姿を見せてくれると思います。