特別支援教室すまいるルームの研究授業に先駆けて、同じ分科会である特別支援学級ふたば学級でも研究授業が行われました。９月の後半のことです。こちらも映像や画像に撮り、今日の校内研究会に先立ってシート上で協議を進めておきました。

３年生の国語「ちいちゃんのかげおくり」で、登場人物の気持ちの変化について読み取るために、ヒントカードや関係するセリフを書いた短冊などを使って、自分の意見を表現する授業でした。話型も示し、少しでも発表をしやすく工夫されています。「まとめ方プリント」も意欲的に取り組めるように工夫されていました。事前のシート上での意見交換に加えて、本日の協議会でも取り上げられ、スモールステップで小さな気づきを大事にしながら授業が進められているところなどを確認しました。ヒントカードの内容についてもたくさん意見が出されていました。

そして、本日の校内研究会は後半を講演会とし、世田谷区教育総合センターの宇都宮センター長をお招きし、「児童の非認知能力の育成」をテーマに講演をしていただきました。世田谷区の目指す教育と絡めながら、本校の校内研究の大事な柱である「せたがや探究的な学び」「国語科の学習」「非認知能力」についてまとめていただき、今後の研究を進めていくにあたり、大変勉強になりました。宇都宮センター長、ありがとうございました。

引き続き、校内研究を深めていきたいと思います。次回は１１月４日中学年分科会、４年生の授業です。４年１組での授業になります。１組だけ下校時刻が変わりますので、よろしくお願いします。