３年生の理科で「太陽の光」の学習をしています。光を集めたり、跳ね返したりする実験があり、子どもたちが夢中になって取り組む学習の１つです。

この日は、教室で虫眼鏡など、道具の準備をして実験に出かける用意をしていました。ジャンケンをして、虫眼鏡を持つ役など、分担を決めていました。虫眼鏡が人気です！教室をいろいろと回っている途中だったので、おそらくこの後下に行って実験を行うだろうなと予想して、その後の教室をざっと回ってからその様子を見ようと急いで（走らずに！）下に下りようとしたところ、

あれ？

先ほどの３年生の姿が４階にありました。どうやら４階理科室前のバルコニーで実験を行うようです。こんなところで出会えるとは、ラッキー！確かに、この時間だと太陽が真上近くにあるし、ばっちり日も当たっていて、この場所は実験には最適です。実験では、虫眼鏡で光を集めてダンボールに当て、その部分の温度を測っていました。

「あっ、温度が上がった！」

「熱くなってきてる！」

「動かさないで！」

子どもの頃よくやりましたね。楽しいやつです。それにしても、最近買ったものかどうかは分かりませんが、虫眼鏡というものの形状の変わらなさ。それこそ昭和からそのままです。学校の前の文房具屋さんで買ったな、などと懐かしくなります。

それから、遮光板を使って、太陽を見ているのも今回の実験です。太陽を直接見ると目を傷めるので、必ず遮光板を使って見るように指導しています。これを通してみると、丸い太陽の形が緑色にくっきり見られます。周りの光の部分で大きく見える太陽も小さな球体であることが分かると思います。いや、実際は大きいのですが・・・。