学校日記

12/18 おそるべき数直線 2年生

公開日
2025/12/18
更新日
2025/12/18

できごと

10000までの大きな数についての学習をしている2年生、この日は大きな数を数直線上に表す学習をしていました。


この学習を通して、100や1000のまとまりを1、2、3、4・・・というように数えたり、1000、2000、3000、4000・・・と数えたりする感覚も身に付けてきています。ところが、数直線となるとなぜか急に分からなくなってしまう子が出てきます。


数直線上に、1000という空数があります。少し右の方に2000です。1000と2000の間が10個に分かれていて、1000から右に5つめの目盛りに矢印が付いています。


2050


あれ?と思うかもしれませんが、よくある答えです。1000と2000までの間が10個に分かれているから1目盛りが100で・・・までヒントを出してこの答えが来たこともあります。正しくは、


2500


です。ちょっと変な言い方になりますが、「1目盛りで100も進むのが大きすぎて怖い」そんな子どもの気持ちが何となく見えます。100、200,300、400・・・と100のまとまりで数えるのに慣れることと、数直線上の数字の表し方に慣れることに、少し距離があるように感じています。数直線は数直線で慣れていくしかないのかもしれません。数直線おそるべし、です。


3年生では、「億」が出てきます。2年生で学習した10000までの大きな数字、日常の中でも使い慣れて億といいですね。(「わざとです。」・・・念のため)