11/11 円 3年生
- 公開日
- 2024/11/11
- 更新日
- 2024/11/11
できごと
3年生は算数で「円」の学習をしています。
先日は方眼紙で作ったお手製定規を使って円を描いていました。中心を決め、そこに画びょうを使って方眼紙定規の一方を固定し、反対側に空けた穴にえんぴつを入れてぐるりと回すと円を描くことができました。しっかり中心が動かないようにして描くときれいに円を描くことができ、子どもたちは喜んでいました。
なぜこれで円が描けるのでしょうか。それは円の定義に関わります。円ってどんな図形、というと、まず「丸い形」という説明が浮かぶかと思いますが、それは何かというと
ある点(中心)から等しい距離にある点の集合
ということが言えます。これからコンパスを使って円を描く学習もしていくと思います。コンパスは、軸の幅を固定することで、中心の針から同じ距離を測ることができます。そこを続けて描いていくと円になります。コンパスは「円を描くための道具」と思われがちですが、正確に言えば「円が描ける道具」と言った方がいいかもしれません。まあ、結果的には円が描けるので、「円を描くための道具」でもいいんですが、学年が進むと、コンパスの「同じ距離を測ることができる機能」「距離を写し取ることができる機能」が役に立つ時が来ます。
コンパスを使っている活動のときにまた紹介していきます。