11/21 外れ値 5年生
- 公開日
- 2024/11/21
- 更新日
- 2024/11/21
できごと
5年生の算数「平均」の続きです。ここまでに、平均の出し方として、
合計÷個数
という計算の仕方も学び、いろいろな「平均」を求める問題に挑戦してきています。
この日は、ストップウォッチで10秒ぴったりを測るゲームの結果の平均を求めるようです。
9.95 10.81 10.5 10.37 20.45
という先生が5回測った記録が書かれていました。さて、先生は平均どれくらいの記録を出せていたと言えるでしょうか。
この時、気になるのは「20.45」という記録ですね。途中考え事をしていたんでしょうか。それとも、一瞬寝た!?いろいろなことが考えられます。
平均を出すとき、求めた平均値の用途次第では、大きく外れた数値を「外れ値」として除いて計算することがあります。
先生がどれくらいの時間を把握する力をもっているかを知りたいならば、この値は外れ値として外して4回分の記録で平均を出すのが妥当でしょう。
一方、これが10秒ゲームの大会で、5回の記録の平均で競う競技だった場合は、この値も含めて計算する必要があります。
よく言っていますが、やっぱり算数には国語の力も大切です。
さて、外れ値として計算する場合、気を付けなくてはならないのは、その分「個数」も減ることです。値を外したのに、それも入れた個数で割ってしまうと計算が狂います。今回で言えば、÷5ではなく、÷4で計算をするように、先生から注意がありました。
子どもたちも測って計算をしていました。10秒ピッタリもありました。ピッタリを出せると気持ちがいいでしょうね♪