３年生の書写の毛筆の様子です。「元気」の「元」の字を書いていました。

最後の、「曲がり」と「はね」が難しいです。初めに、筆使いが分かるワークシートを使って練習していました。どんと斜めに筆を入れたら、そのまま縦に下ろし、右に筆を運びます。この時に、筆をしっかり起こしたまま、筆先は左斜め上を向いたままキープ、そして最後にはねるときにも筆先の向きを保ったまま、少しずつ浮かせながら筆を上に運び、最後は筆先だけが触れるようにして線を細くしていく感じです。難しい筆使いですが、ワークシートの筆先の絵が参考になります。

足が２本ありますが、上にある「二」との触れ方も重要です。筆先を少しだけ引っ掛けるようにして筆を入れます。「二」に入りすぎてもいけないし、掛かりが浅すぎてもいけません。こちらも絶妙のバランス感覚が必要になりますが、このあたりの感覚は鉛筆で書字をするときにも役に立ちそうな感覚です。いや、ぜひ生かしてほしいです。