2/18 じょうたい 4年生
- 公開日
- 2025/02/18
- 更新日
- 2025/02/18
できごと
4年生の国語の要約文で、できたものをみんなで共有し、感想を付箋に書いて貼っていました。
「筆者の熱意が伝わった」「とても文が分かりやすかった」など、うまく短い文章で筆者の思いがまとめられていることを伝える感想や「写真や絵がうまく使われている」といったまとめ方の工夫について書かれた感想とともに、
「じょう体にした方が」「じょう体で書いた方が」
という感想がありました。
じょう体?
「常体」です。文末の表現で、状況や伝えたいメッセージで「敬体」と使い分けます。国語の教科書に載っている説明文でも、あえて常体で書くことで効果を狙うものがあります。一般的に、常体は「だ」「である」という表現を使い、簡潔で端的な印象を与えるとともに、読み手に筆者の意見などを強く伝える意図があります。一方、敬体は「です」「ます」という丁寧な表現を使うことで、柔らかく親しみやすい印象を与え、読み手に同意を求めたり、柔らかく訴えかけたりするのにも適していると言われます。
この単元の学習、あるいはこれまでの学習で説明文の文章を読み取っていくときに学んできた内容が生かされているのが素晴らしいなと思いました。少なくとも私は小学校4年生のとき「常体」と言う言葉は知らなかったと思います・・・。