4/22 形を生かして 3年生
- 公開日
- 2025/04/22
- 更新日
- 2025/04/23
できごと
+4
石鹸を真っ赤にしながら手を洗っている子がいました。図工で汚れた手を洗っているようです。3年生の図工でした。
複雑な形をした色付きの画用紙を白い台紙に貼り、そこから想像を広げて絵を描いているようです。初めの形はちぎって偶然できたのか、紙の切れ端の中から選んだのか分かりませんが、1つとして同じ形はありません。そこから何に見立てるかは個性の出るところです。そういう意味では、同じ形の紙を渡しても、それを何と見立てるかは全員違ってくるかもしれません。どの子も、それをそこに使ったか!と感心してしまうような面白い見立てをして絵にしていました。
見立てたもの以外の部分の工夫も実におもしろいです。中には、台紙の画用紙からはみ出させて描いたものなどもあり、迫力のある絵に仕上がっていました。6枚目の写真のロケットを見てください。吹き出す炎、飛び出すロケット!これはこの年の子にしが絶対できない描き方です。なんだこの立体感は!?絶対に大切に取っておくべきだと思います。最近、「詩」のところでも書きましたが、我々はこの感覚をどこで落としてきてしまうんでしょうね。もったいない。
ということで、3年生初めの図工作品「へんしんペーパー」、すてきな作品ができあがっていました。3年生の図工は専科の教員が担当します。