６年生の算数は、図形の学習から始まっています。

「対称な図形」についての学習です。対称な図形は「線対称」と「点対称」の２種類があります。「線対称」は、直線を挟んで左右、または上下に対称な図形で、いわゆる左右対称、シンメトリーな図形です。「点対称」は、定義で言うと、「ある1点を中心として図形を180度回転させたとき、元の図形と回転させた図形がピッタリ重なる関係」のことです。いくつか確認する方法はありますが、頭の中で図形を回転させるイメージが必要になります。シンプルな図形ならまだよいのですが、複雑な形の図形もあり、結構得手不得手が分かれるところです・・・私は苦手です。

ただ最近は、タブレット端末上で図形を回転させることができて便利です。何度もぐるぐるするのを経験しておくと、何となくイメージがしやすくなるかもしれません。見たことがないものをイメージするのは難しいですが、こういったことも経験が大切だと思います。昔は実物を作って教えていましたが、これはタブレットに軍配ですね。分かりやすく、便利です。

ただ、便利は便利なんですが、いつでも使えるわけではないので、最終的には自分の頭の中でもイメージを動かせるように、、またはその仕組みについてしっかり理解しておきたいですね。