5/7 筆算と定規 2年生
- 公開日
- 2025/05/07
- 更新日
- 2025/05/07
できごと
+5
2年生は、2けた足す2けたの足し算、2けた引く2けたの引き算の筆算の学習をしていました。
ノートに筆算の計算を書くときには、見やすいように、上の計算と1マス分空くように筆算の式を書きます。横も空けます。横は、ちょっと見通しをもってあけないと空きすぎてしまったり、くっついてしまったりして大変です。慣れが必要ですね。
それから、筆算の横棒はしっかり定規を使って書きます。さっと取り出せるように、常に定規は傍らに、あるいは手に持って計算しています。
この日は、もう1つ定規を使う場面がありました。同じ答えになる式と式を線で結ぶ作業です。計算もしないで、さっさと結び付けていくので、「どうして分かるの。」と聞くと、計算のきまりに従うと、計算しなくても分かる理由を教えてくれました。しっかり内容が理解できているようです。
他の教科でも結構あるこの「・」と「・」を結ぶ作業、簡単なようでキレイに書くのは難しいです。算数で図形を描くときに、線と線が合わさるような場合もそうですが、きれいに線を引くためには、「鉛筆の芯の太さ分」を計算に入れて描かなくてはなりません。定規を置く位置も、鉛筆の芯の太さ分、中心からずらしておく訳です。上手な子は、スタート側は「・」に鉛筆を置き、そこに当てるように定規を置いていました。スタートはそれでいいですが、やはりゴールの「・」は真上に定規を当てるのではなく、えんぴつの芯の太さ分ずらしておく必要があります。「・」と線のスタートが合わさっていない場合がありますが、厳密にいえばこれはバツです。線がスタートしていないのと同じだからです。
筆算の計算をする(線を引く)こと、点と点を結ぶこと、どちらも丁寧に取り組んで、きれいな線の引き方をマスターしてほしいと思います。線を描くということだけではないのです。そういう丁寧な取り組み方は別な様々な面にも良い影響を与えるように思えるのです。