５年生の社会科の学習、先生が前の大型画面に映し出したのは「二艘の船」でした。

一艘には、Ｔシャツなど薄着の人たちが乗っています。

もう一艘の船には、分厚い暖かそうなコートを着た人たちが乗っていて、海には大きな氷のようなものがたくさんあり、その中を進んでいます。黒いものが見えて「ペンギン！？」と思いましたが、ここは日本のどこかということなので見間違いでしょう。

この二艘の写真、季節が違うのかな、と思ったら、両方とも同じ３月に撮られたものということで、子どもたちもびっくりしていました。さて、ではこれはそれぞれどこの写真でしょうか、というのがこの授業の始まりです。

５年生はこれから日本の気候や地理についての学習に入っていきます。二艘の写真は、それぞれ小笠原、知床で撮られたものでした。日本の国土は東西南北に広がっていて、場所によって気候が全く違います。それぞれ特徴的な地域を取り上げて日本の気候の特徴を掴んでいきます。まずはどこから行きましょうか。

５年生の社会科で、４年生のときにがんばって覚えた都道府県の知識が役に立ちます。漢字もそうですが、位置関係が何となくでもいいので捉えられるといいですね。距離感というか、現実の問題として捉えられる気がします。４年生、がんばって都道府県マスターしておいてください！