5/19 幼虫・さなぎ 3年生
- 公開日
- 2025/05/19
- 更新日
- 2025/05/19
できごと
+7
理科で昆虫の体のつくりや生態について学習している3年生、この日はアゲハチョウの幼虫を観察していました。
生まれてしばらくは黒に白の模様が入り混じり、とげとげとしたような姿(鳥の糞に擬態していると言われています)をしたアゲハチョウの幼虫ですが、大きくなるときれいな黄緑一色の丸っこい頭のちょっと人のよさそうな顔(実際の顔ではありませんが)をした立派な幼虫に変化します。
結構みんな平気で観察している感じなので、「苦手な人はいないんですか。」と聞くと、やはり班に1~2人くらいは苦手な人もいるようですが、ある程度距離を保って、学習として観察をするのは大丈夫なようです。
アゲハチョウの卵は、ミカンなど、柑橘系の葉に産み落とされます。そしてその葉を食べて成長していきます。他にも葉が決まっているのは、クスノキの葉に卵を産むアオスジアゲハ、キャベツの葉に卵を産むモンシロチョウなどです。どうやって正確に見分けているのか不思議でおもしろいです。確かに匂いに特徴のある葉が多いですが、人間レベルの嗅覚だとよほど鼻を近付けるなどしないと分かりませんが、昆虫サイズの世界では、ものすごい匂いを放っているのかもしれません。一度昆虫の世界に入り込んでみたいものです。一度だけでいいですが・・・。
廊下には、立派なさなぎもありました。もう少ししたら、教室にアゲハチョウが飛ぶすてきな光景を見られるかもしれません。