４年生の図工「ギコギコクリエイター」です。ギコギコ・・・ノコギリです。

初め、すでに切られた木材を組み立てているところに遭遇しました。横に広げたり、縦に伸ばしたりして作品を作っていました。ある程度イメージが固まったらやすりをかけ、パーツをきれいに仕上げていきます。ああ、切るところも見たいなと思っていたら、後日別の学級でノコギリギコギコしているところに出会うことができました。

ノコギリは他の刃物とは違って、引くときに物が切れます。前にやる時は力を抜いて送り出し、引くときにぐっと力を入れる、これがなかなか難しいです。木材に刃が刺さったようになり、前にも後ろにも動かなくなることもしばしばあります。慣れてくるとスイスイ、いやギコギコ切れますが、コツをつかむまで少し時間がかかります。

万力ではさんだり、イスに置いて足でぐっと力を入れて押さえたりして切っていました。なかなか上手です。ちなみに図工室のいすは、こういった木工用の作業がしやすいようにできていて、でっぱりで材料を押さえることができたり、床に横向きに置いた時に平らになるようになっています。ただの木のいすではないのです。

ということで、ギコギコクリエイターたちの作品はどんなふうに完成するのか、もう少し先がありそうなので、楽しみにしておきましょう。