学校日記

6/4 必然性 3年生

公開日
2025/06/04
更新日
2025/06/04

できごと

「長さ」の学習をしている3年生、先日は30cmものさしでいろいろなものの長さを測っている様子を御紹介しました。


さて、それではもっと長いものならどうでしょう。例えば、教室の横の長さ・・・写真8枚目のように、短い定規を何個もつなげて測れば測ることが・・・できるけど!これは必然的にもっと長いものを測ることができる道具が必要です。そこで登場するの「巻き尺」です。くるくると巻いてあるのでコンパクト!測る時だけ伸ばして終わればくるくる巻いてしまうことができ便利です。この巻き尺を使って、教室周辺のいろいろなところの長さを測っていました。


これも前回同様、「予想」が大切です。ある程度の目安をもって予想をしてから実際に測っていくことで、長さの感覚を磨いていきます。一番長いところは教室の縦と横の長さでしょうか。子どもの予想だと「4m」と言っていたので、「ようく見てごらん。これ(1mくらいの長さを示して)何個分くらいありそう?」と考えさせると、予想はもう少し長くなりました。あてずっぽうではなく、考えて予想するのが大事です。実際は大体縦も横も8mくらいです。


学習には必然性が大切です。既習の事項で解決しようとして壁にぶつかった時に、それを解決できる方法や道具、それが登場するのは必然なのです。しかし大切なのは、それも既習の事項の上に成り立っているということです。3年生の長さの学習、この学習などはまさに必要性、必然性に従って次へ進んでいるように思います。ただ新しいやり方が提示されるのではなく、必要だから求めて手にする。だから子どもたちも楽しそうです。