学校日記

6/9 流水紋(水の呼吸!?) 6年生

公開日
2025/06/09
更新日
2025/06/09

できごと

少し前に紹介した6年生の花器づくり、別の学級で形に組む当たりの作業が見られました。


6/4 どべ 6年生

https://school.setagaya.ed.jp/kii/weblog/94511679?tm=20250604213324


今回は、「板づくり」で作るということで、板状の材料を組み合わせて立体を組み立てていきます。伸ばして板を作り、型で形を作っていきますが、ここで板に装飾を施していました。確かに、彫ったり、付けたりするなら、この粘土が渇いていない状態のタイミングです。これは事前のイメージが大切ですね。


ある子が「流水紋を入れたい」と画像を探していました。流水紋?鬼滅の刃かしら?と思って私もちょっと調べてみたところ、流水紋は、


・水が流れる様を表した文様で、S字や波状の模様で表現される。

・古くから様々な工芸品や装飾として用いられ、清らかさや無限、吉祥などを象徴する意味が込められている。


といったすてきな意味がたくさん出てきました。どうやら遡ると「弥生時代」の土器や銅鐸などの工芸品や装飾にも用いられてきたということが分かりました。すごい紋だったんですね。びっくりしました。そう考えると花器にはぴったりの紋様に思えます。ナイスセンスです。



装飾も凝っていました。前回、「どべ」を紹介しましたが、大きめの装飾や部品を付ける時には、歯ブラシで接着面をごしごしと削っていました。ざらざらになっている方が、どべでの接着がしやすいんでしょうね。完成が楽しみです。