４年生は算数で「小数」の学習をしていました。

３年生で初めて習った「小数」、４年生ではさらにその仕組みを詳しく学習するのに加えて、足し算や引き算、かけ算やわり算の計算も出てきます。今回は、１／１００の位、１／１０００の位の小数の表し方や仕組みです。小数点の位置、そして「位」をしっかり押さえておけば大丈夫！問題に取り組む中で、小数に慣れていってほしいと思います。

この日は、ある小数を１０倍したり、１／１０したりするとどうなるかという仕組みを学習していました。結果的には、「小数点が動く」という現象が起こるわけです。最終的にはその理解でいいんですが、なぜそうなるのかについてもしっかり学ぶので、そこはどこか頭の片隅にいつも置いておいてほしいと思います。

子どもたちが意外と苦手なのが、「いくつ分か」を問う問題です。例えば、

「０．７１４」は０．００１の何個分でしょう

といった問題です。重ねてみるといいですね。

０．７１４

０．００１

１と４が重なっています。そこが４個、だから１４個、だから７１４個といった具合です。ちょっとアナログ的な考え方で、見てパッと分かるならそれはそれでＯＫです。苦手な人向けの考え方です。

小数も整数と同じだ！と思えればいいのですが、「小数」というだけで苦手意識をもつ子もいます。繰り返しですが、小数点の位置、そして「位」をしっかり押さえておけば大丈夫！丁寧に、位取りのマスを使って繰り返し練習するのがおススメです。