２年生の図工「おはながみ　かさねて すかして」です。図工のときには、いつも机を覆うくらいの大きさの図工マットを御用意いただいて机に敷いて使っていますが、今回はさらにその上に、大きなビニール袋の一面を切り取ったくらいの大きさのビニールがかけられています。

まず好きな色のお花紙を２枚それぞれ取ってきて、重ねたりすかしたりしながらその色の重なりを楽しみました。「近くの人とも比べみてごらん。」という先生の声で、近くの子と見せ合います。後ろの方の３人が真ん中に向き合い、お互いに自分の紙を見せると・・・

「えっ？！」

３人とも全く同じ組み合わせの２枚で、驚いていました。何という偶然でしょう。

その後は、いろいろな色のお花紙を持ってきて、小さくちぎります。広げたビニールの上に重ねていき、自分で好きな形や重なりができたら、上から水で溶かした洗濯のりをかけ、全体に馴染ませました。しっかりと行き渡ったら、濡れたぞうきんで余分なのりをふき取ります。そのまま乾かしてできあがりです。乾くとビニールからぺりぺりときれいにはがすことができます。ぞうきんは水でよく洗っていました。

ちょうどとなりの学級では、完成して乾いた作品をみんなに発表している時間でした。しっかりくっついて一つのかたまり、一つの模様になった作品で、とてもきれいです。もしかしたらこの後の展開もあるのかもしれません。楽しみにしておきましょう。